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2025.09.10

大阪体育大学と和歌山県が連携協定 部活動の地域展開、競技力向上などで協力

 大阪体育大学と和歌山県は9月10日、スポーツを通じて相互の振興を図り、人的、知的?物的資源の交流?活用を促進させることを目的に連携協定を締結しました。

協定書を手にする神﨑浩学長(右から3人目)、宮﨑泉知事(2人目)。大阪体育大学?三島隆章スポーツ科学部長、梅林薫スポーツ局長(4、5人目)、和歌山県?北村香企画部長

協定書を手にする神﨑浩学長(右から3人目)、宮﨑泉知事(2人目)。大阪体育大学?三島隆章スポーツ科学部長、梅林薫スポーツ局長(4、5人目)、和歌山県?北村香企画部長



大阪体育大学はスポーツSDGsを推進しています

 連携協定の内容は、「スポーツ振興及びスポーツ交流に関すること」「スポーツを通じた地域活性化に向けた連携に関すること」「競技力向上に関すること」「体力向上及び健康増進に関すること」「その他双方が必要と認める事項に関すること」。
 具体的には、スポーツイベントへのボランティアスタッフの運営協力、障害者スポーツの活動支援、和歌山県での合宿の実施、和歌山県スポーツマッチングプロジェクト「~やっChaる!!~」への指導者派遣、中学校の部活動地域展開に係る指導員の紹介などが想定されています。
 大阪体育大学が都道府県とスポーツ振興に関する連携協定を結ぶのは、2022年の高知県以来で2例目となります。
 大阪体育大学はこれまで和歌山県教育委員会と協定を結び、宮﨑泉知事が教育長時代に大学を訪れて県の教員採用試験の受験を呼びかけるなど連携してきました。また、発達段階に応じたプログラムを通じてアスリート育成を行う「和歌山県ゴールデンキッズ」のトレーニングプログラムを大学で実施するなどの活動を進めてきました。

協定書に署名する神﨑学長、宮﨑知事

協定書に署名する神﨑学長、宮﨑知事


 調印式は和歌山県庁で行われ、神﨑浩学長と宮﨑知事が署名、調印した後、協定書を交換しました。
 あいさつで、神﨑学長は「開学60周年の節目の年に和歌山県と協定を締結することができ、大変うれしく思っている。提携の内容はすでに一部展開しているものもあるが、さらに和歌山県と展開を進めていきたい。連携事業に教職員だけでなく学生も交えることで、学生の成長につなげていきたい」と語りました。宮﨑知事は「部活動の地域展開などの課題解決や競技力向上につながるものとして大変期待している。県民の健康増進のためにもご協力いただきたい」と話しました。

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